着物のコーディネートのワンポイントとなる小物使いは、その人のおしゃれセンスの見せどころです。ちょっとしたスパイスを効かせることで、その着こなしはグッと上級者に。

 

そんなスパイスとしておすすめなのが、帯締めや帯留といった帯周りの小物たちです。どのようにして選ぶといいのでしょうか。

 

帯締め

 

着こなしのスパイスとして帯締めと帯留を

 

着物をきちんと着るうえで、必要なパーツはたくさんあります。中でも帯締めはそのパーツのひとつですが、コーディネートをピリっと引き締めるうえでのスパイス、ワンポイントとしても活用できる小物でもあります。

 

  • 帯締め・・・結んだ帯の形が崩れないように結ぶ紐のこと
  • 帯留・・・帯につけるアクセサリーのようなもの

 

このような小物でもちょっとしたルールやマナーがあり、その選び方を間違えると失礼にもなりかねません。どのような選び方をするといいのでしょうか。

 

帯締めの選び方やマナー

 

帯締めにはさまざまな種類があり、その中でも細かく分かれています。

 

  • 平組
  • 丸組
  • 丸ぐけ

 

大きく分けるとこの3つです。

 

丸ぐけは布素材でできており、中に綿が入っている丸みのある帯締めです。昔は華やかな刺繍などが入ったものを婚礼の際に使用していましたが、現在はあまり使われていません。カジュアルな着物に使うことが多くなっています。

 

礼装用

 

  • 振袖などの重い帯にも耐えられる平組を選ぶ
  • 礼装用には金や銀の入った平組の高麗組が間違いない(冠組でもOK)
  • 着物や帯と調和しやすい色を選ぶ

 

カジュアル用

 

  • 大胆な色使いで遊んでもOK
  • 夏にはレース素材なども涼しげで素敵

 

帯締めを締めた際、余った紐は垂れないよう脇部分に押入れますが、慶事には下から上、弔事には上から下に差し込むのがマナーです。

 

帯留の選び方やマナー

 

帯留は帯締めに通して使うアクセサリーのようなものです。そのモチーフや種類もさまざまで、選び方やマナーがあります。

 

フォーマルな場合は宝石などがあしらわれたおめでたいデザインのものが好まれます。フォーマルシーンでもまたカジュアルシーンでも帯留は使用してOKなのですが、使用できない場合もあります。

 

弔事やお茶会の席では帯留はNG

 

弔事の場合は、光物はもちろん必要最小限な装飾である必要があります。また、お茶会の場合、大切な茶器を傷つけてしまう危険性を考慮し帯留は使用しないルールとなっています。

 

 

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